葛藤と穏やかさ

 

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こんにちは。神戸生まれ、神戸在住の小村真理子です。 タローデパリのセッション、自宅でお料理教室を開催しています。 自分を生きるためのサポートのスクール、セルフメンテナンスの体操教室は神戸・福山・広島・福岡で開催中。
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小村真理子です。

最近、とあるブログを読む機会があり読んでみて、やっぱりここが大切だなーと思っていることがあります。

自分に起こった問題を環境や状況、他者のせいにする癖を改めることや、
被害者意識を持っていないか自分を内省することの大切さを、このブログから再認識させて頂きました。

勉強になるなーー。

西の魔女が死んだ

梨木果歩さん著の「西の魔女が死んだ」という本をはじめて読んだのが20代の後半くらいだったかな。

とてもおもしろかったので、その後も梨木さんの書いた小説を何冊か読んだこともありました。

中でも「西の魔女が死んだ」が一番印象に残ってる一冊です。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……

引用「西の魔女が死んだ」Amazonページより


2008年には映画化もされてます。

ここでは魔女修行と表現されていますが、結局は自分で決める力、自律した生き方をまいはおばあちゃんから学びます。

まいの魔女修行の第一歩は規則正しい生活を送るという地味なことからはじまってました。


早寝、早起き、きちんと食べる、運動をする。
人が生きる基本をおばあちゃんは教えています。

まいは、おばあちゃんににいろんなことを教わりながら、自然に触れて過ごす毎日で、
少しづつ健康を取り戻して「生きることの楽しさ」を思い出していくのです。

当時、読んでてわたしも思春期のときにこんなおばあちゃんがいたらよかったのにーと思ってました。

葛藤と穏やかさ

その中で印象的な場面があるので、少し紹介します。

おばあちゃんのお庭で自分がお世話していたニワトリが近所のゲンジさんとこの犬が殺したたんだ!と、思ったまいがおばあちゃんに訴える場面。

おばあちゃん*
これは魔女修行の一番大事なレッスンのひとつです。
魔女は自分の直観を大事にしなければなりません。
でもその直観に取り憑かれてはだめなんです。

まいは自分の思っていることが、真実だと言いたいんですよね。
あまり上等じゃない魔女たちは、そうやって自分の妄想に取り憑かれ自滅していきましたよ。

まい、どうかわかってください。
これはとても大切なことです。

おばあちゃんは、まいを責めているんじゃないの。
まいは正しいかもしれない。
そうじゃないのかもしれない。
大事なことは今、まいの心が疑惑とか憎悪でいっぱいになっているということです。

まい*
わたしは真相がわかった時に、初めてこの疑惑や憎悪がなくなると思うの。

おばあちゃん*
そうでしょうか?
わたしはまた新しい恨みや憎しみが生まれるだけだと思いますけどね。
そういうエネルギーの動きは、ひどく人を疲れさせると思いませんか?

まい*
そう思う・・・

その後もまいはゲンジさんへの不満が爆発して、

「あんな汚らしいやつ、もう、死んでしまったらいいのに」と口にして、おばあちゃんに頬をぶたれます。

おばあちゃんは、真相がどうであれ、まいの心が疑惑と憎悪の感情に支配されて、人を非難し、攻撃したり、やり返そうとしようとしている、そんな自分の心をきちんと見ることの大切さを、教えています。

これはわたしたちすべての人に言えることでもあります。

*そのブログの方はこの憎悪に心を乗っ取られているのを全く気付いておらず、
荒ぶっている記事を沢山あげてる方でした。

当時は20代のわたしも主人公のまいのように、自分の感情に支配され自分の正しさを振りかざしてしてしまうことがありました。

もちろん、おばあちゃんの言おうとしていることも分かる。
それと同時に、まいが感情に支配されてしまう気持ちもすごくよくわかりました。

よく、感情的になりキレていたので・・・笑

疑惑や憎悪で心が支配されていしまうと、真実が見えなくなります。
そして自分のエゴイズムのフィルターでしか物事を見れなくなります。

そして、身勝手で自己中心的な正しさで相手を非難して、攻撃してしまう。

心が絶えず葛藤し続けている状態です。

そして、エゴイズムにエサをあげ続けているので、それは肥大化します。

それは、一人の個人の中でも、家庭の中でも、社会の中でも起こっていることで、
一人一人の心の持ちようが、この世界で起こっている戦争にも繋がってくるのだと思います。

わたしたちが学ぶことは、感情に支配されずに、正しい考え方で理性を使って、行動すること。

人は誰でも少なからず、疑惑や憎悪といった憎しみや恨みを持っているものです。
分かりやすく言えば、誰にだって好き嫌いがあります。

そんなの、ないわーって言ってる人にだって必ずあります。だから生かされて、学んでいるのです。

大切なのは、その心が自分のどこからきているのか、ということを認識することです。

誰かを非難したい気持ちは、どこからきているのか。
自分が正しい、と証明したい心はどこからきているのか。

自分の中が絶えず葛藤していたいのか、常に穏やかでいたいのか。

わたしたちは自分の心の持ちようで、選択できるのです。

全ては自分です。

自分に起こる全ての出来事は必然的であり、自分にもなにかしら改めることや気付くことがある。

その方も、
「ま、自分が悪いのですが」
「騙された私が悪いのですが」とは書いていらっしゃるのですが、どうであれ本当に自己に問題点をおき学びにされていれば、他者を攻撃するような内容になることはないのではないかと思うのです。

そうなると、言ってることとやってることが違うという矛盾がしょうじます。
ですが、エゴイズムに乗っ取られているとそれさえも気付けないのです。

今回のこのブログのおかげで私はさらに強く客観視の大切さと、
自分の心が疑惑や憎悪(エゴイズム)でいっぱいになっていないかを、時間をかけて注意深く観察することの大切さを再認識しました。

ありがとうございます。

わたしたちは未熟なので、いつだってすぐに足元をすくわれる。
わたしもがんばろうーーーー!!

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